1.シングルマン
作詞:Yamazaki Masayoshi
作曲:Yamazaki Masayoshi
ギリギリ切羽詰まった予測不可能なミッドナイト
Give to me 滅多にないぜ 残されたチャンス One time
なけなしの度胸が震えだす
野となれ山となれ 腹を決めてエンジンをふかせ
あいつはサラブレッド 受け継がれた才能
こっちはハイブリッド 未だわからない性能
ベテランもカリスマも入り乱れて
明日の風など気にしないで スタートを切れ
至福の瞬間に照準を合わせ
女神の微笑みのフラッグを奪え
たどり着いたあかつきのキッスは One more time
ギリギリのこのパッセージ 心拍数は上昇
Give to me プラスティックソウル アドレナリンは増加
昼間のチャイニーズフードがせり上がりそう
怪し気な月明かりに照らされて振り向かず行け
至福の瞬間に照準を合わせ
女神の微笑みのフラッグを奪え
たどり着いたあかつきのキッスは One more time
誰かを出し抜くとか鼻をあかしたい訳じゃない
俺が君に相応しいのか 試してみたいだけ
ガムシャラな土壇場でエンジェルにそっぽ向かれたら
その時は潔く静かに消えてくだけ
ギリギリ切羽詰まった予測不可能なミッドナイト
Give to me 滅多にないぜ 残されたチャンス One time
ルーキーもルーザーも入り乱れて
セオリーなんかに縛られずに スタートを切れ
振り向かず行け
至福の瞬間に照準を合わせ
女神の微笑みのフラッグを奪え
未完成のままで転がり続けろ
なりふり構わず君を目指して
たどり着いたあかつきのキッスを One more chance
2.君と見てた空
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
移ろいゆく街から見た めったにない澄み切った空
ここの暮らしにも慣れ始めた
信号待ちの交差点で 置き忘れた何かに気付いたけど
前に進んで行くことを選んだ
何処か身を任せながら
戸惑いながら 日々は過ぎるけど
どんなに遠く離れて行っても忘れないよ
あの日君と見てた空を
待ちきれない思いでただひたすらに僕らは
ずっとその先を見ようとしてた
プラットホームの人ごみの中 知らない人に道を聞かれた
ほんの少し前の僕みたいだ
地下鉄の乗り換えは分かるけど うまく説明も出来るんだけど
自分が向かう場所は何処だろう
なにか大切なものを
見落としてるのか いつも気になるけど
何処までも限りなく続いてくこの空が
教えてくれてるはず
持ちきれない夢のいくつかを預けたんだよ
あの日君と見ていた空に
どんなに遠く離れて行っても忘れないよ
あの日君と見てた空を
待ちきれない思いでただひたすらに僕らは
ずっとその先の
持ちきれない夢のいくつかを預けたんだよ
あの日君と見ていた空に
3.創世歌
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
Monday 嵐の夜の散らかったままのベッドルーム
その頃 女は古傷をタトゥーで隠した
Tuesday 昼間の夢はピエロが虚ろにジャグリング
もてあそばれる運命をぼんやりと眺めてた
汚れた手のひらに 落ちて来るひとひらの夢
今でもまだ俺は間に合うのだろうか
Wednesday 爪弾いてみた部屋に置き去りのギター
どっかで聞いた様なメロディー題名はもう忘れた
どっかで聞いた様なメロディー今は思い出せない
Thursday 答えの埋まらない記憶のクロスワードパズル
Friday 夜行列車で女は街を出ていった
過ぎ去った時の中に 立ち止まったまんまの思いがある
今からでも俺は取り戻せるのか
Saturday 片隅のギター ゲージは錆びたままで
Sunday 明日から blues はまた繰り返されてく
どっかの夜の片隅でまた繰り返されてく
4.Introduction
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
言葉で説明するのももどかしい そうじゃない そこじゃない
紙一重のタイミングのサティスファクション それでいい 黙ってて
痛みから目覚めてく後ろめたい背徳の味
特別なこの場所はまだ誰にも知られてない
ディーラーは慣れた手つきでカードを切ってる
背中を向けたまま手がかりさえ隠したまま
怪し気なスイッチが壁にある 見つめてる 誘ってる
まだ味わった事の無い世界の入り口 立ってるのは あなただけ
指先が震えながら近づいて行く その扉に
特別なこの場所はまだ誰にも知られてない
ディーラーは慣れた手つきでカードを配ってる
ジョーカーを切り札にできるのかは あなた次第
ここまでは単なる introduction
これからが本当の nonfiction
5.Let's form a R&R band
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
変わりばえのしないくすぶった Bad days
ビタミン不足でハリが足りないなら
お互いのお仕事にケリつけて Join our band
胸の高鳴りが何処からかやって来る
ほったらかした夢はきっとそこで眠ってる
面倒な手続きも適当に片付けて
Let's form a rock'n'roll band
特別なものは要らないから (Let's do it)
聴きなじんだフレーズのリフレインで
後はこのまま風が吹くのを待てばいい
明日の事なんてとりあえず忘れて
感じたままで動き出せばいい
日頃のお利口な自分を蹴飛ばして
Let's form a rock'n'roll band
体の記憶が確かならば (Let's roll it)
何処から始めてもきっと構わないさ
後はこのままうまく風に乗ればいい
特別なものは要らないから (Let's do it)
聞きなじんだフレーズを持ち寄って
破れたデニムが似合わなくても (Let's roll it)
目覚めた思いはもう止められないさ
Let's form a rock'n'roll band
Let's start a rock'n'roll band
飛び越えてゆこう
Let's form a band
You wanna join us?
6.ぼくのオンリー ワン
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
その変わらない眼差しで心がほどけていく
僕ら出会ってから随分経ったみたい
もし悲しい出来事があなたに起こったのなら
いつまでも寄り添っていてあげたいよ
ただ何となく I miss you
なぜか程よく I need you
寝ても覚めてもどんな時でも
確かめたいよ I will kiss you
同じ気持ちで Always with you
誰に遠慮しなくてもいい
雨が止んで太陽が顔をのぞかせたら
新しい世界を探しに行こうよ
今あなたの時間を僕にくれるのなら
とっておきの場所を教えてあげるよ
着かず離れず walk with you
ただ何気なく I love you
言葉を越えた想いが渦巻いてる
確かめたいよ I will kiss you
同じ気持ちで Always with you
誰に遠慮しなくてもいい
見てる景色も感じる風も近いようで遠い切なさよ
だけど分かるよ いつかあなたの季節の一部になる
ただ何となく I miss you
なぜか程よく I need you
寝ても覚めてもどんな時でも
着かず離れず walk with you
ただ何気なく I love you
言葉を越えた想いが渦巻いてる
確かめたいよ I'll kiss you
同じ気持ちで Always with you
いつもあなたを信じているよ
しばらくここに居るよ
そろそろ雨は止むよ
7.ルナちっく
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
今宵の月は恥ずかしがり屋
プライドがちょっと邪魔してるや
僕が風になってあげる さあ
出ておいでよ 笑っておくれよ
たまに逆立ちしてみるのさ
頭に血が登ってくよ
僕らがいくらあがいた所で
ここに張り付いて生きてくのさ
誰の仕業だ 惹かれ合ってるのに
誰の仕業だ 互いが拒み合うのは
たまに空飛ぶ夢見るのさ
なぜか高くは飛べないのさ
僕らがいくらあがいた所で
ここを見下ろす事はできないさ
誰の仕業だ この落書きは
誰の仕業だ ドアを開けっ放しにしたのは
チュルルッチュチュル…
チュルルッチュチュル…
誰の仕業だ 惹かれ合うのは
誰の仕業だ リンゴが木から落ちたのは
今宵の月は寂しがり屋
今宵の月は恥ずかしがり屋
チュルルッチュチュル…
チュルルッチュチュル チュルーチュル
8.HOBO Walking
作詞:Yamazaki Masayoshi
作曲:Yamazaki Masayoshi
優しく風が吹きはじめて ゆっくりまた世界は動き出した
今もどこかに漂ってる願いは 誰かのもとに届くだろうか
神様のアドバイスなんて あまり具体的じゃないから
大人になってしまった今もこうして 迷子のように立ち尽くしてる
遠く遠く離れてる君に宛てた手紙には
ありきたりの事ばかり並べている
たまに強がってみて 少し意地張ってみて
何かこう幸せは雲をつかむみたいだけど
嬉しくなったりして 不意に泣けてきたりして
何かそう確かに歩いて来たってこと
自分を取り繕う言葉は いくつかは取り揃えているけど
いざ悲しみを目の当たりにしたら まだどうしていいのかわからないみたいだ
手にしたモノと失ったモノがなんだかわからないまま
当たり前のように朝はまた訪れる
なぜかこだわったりして 君を泣かせたりして
何かこう現実はうまい具合にいかないけど
仕方なく受け入れたりして 案外納得したりして
何かそうここから歩き出すっていうこと
いつか何処からか 聞こえてくるだろう
いにしえのホーボーズブルース
憧れたことや 忘れそうな思い
この胸に蘇るように
たまに強がってみて 少し意地張ってみて
何かこう幸せは雲をつかむみたいだけど
嬉しくなったりして 不意に泣けてきたりして
何かそう確かに歩いて来たってこと
なぜかこだわったりして 君を泣かせたりして
何かこう現実はうまい具合にいかないけど
仕方なく受け入れたりして 案外納得したりして
何かそうここから歩き出すっていうこと
9.ブランコ
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
何年かぶりにブランコに乗った
高いビルも煩わしさもころがしてやった
ヘイヘイヘイ
そうずっと昔ブランコに揺られて
風に抱かれ時を忘れていた 夕暮れまで
ヘイヘイヘイ
誰かの声に引き戻されお家へ帰るまで
すべてが夢か現実かなんて気にしちゃいなかった
ヘイヘイヘイ
友達ができたり恋に目覚てくうちに
しだいに遠ざかっていったんだ あの場所から
ヘイヘイヘイ
最初は泣いたよ だけど慣れてしまったよ
本当の悲しみが何なのか考えてしまうよ
ヘイヘイヘイ
行ったり来たりを繰り返しながら知らずに時が過ぎ
見渡したらこんな所まで来てしまっていたんだね
ヘイヘイヘイ
あと少したったらブランコ後にして
鞄を揺らしながら戻ろう もうこんな時間だ
ヘイヘイヘイ
10.花火
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
きらめいた季節の終わり 思い出は揺れていました
置いてけぼりの約束が ひりひりと胸に沁みます
君の涙から目を逸らしてまで夢中で追いかけたものは
どこへ行ったのでしょう
ほのかに浮かんで消えてく あの遠い場所の花火は
はかない輝きに永遠を閉じ込めてゆく
若いあの日の間違いも 去りゆく人の夢も
静かに眠りにつくように
思えばついこないだの話 だけど今よりずっと昔
容赦のない夏の日差し じりじりと照りつけました
持て余していた時間の中で やがてくる未来だけは
疑いもしなかったけど
映画のエンドロールのように夜空に映る花火は
ほろ苦い青春を心に蘇らせる
愛した人の面影をそっと胸にしまって
またいつか帰れますように
鮮やかに咲き誇り いずれ終わる花火は
喜びも悲しみもまぶたに焼き付けてゆく
若いあの日の過ちも 去って行った人の夢も
静かに眠りにつくように
11.I'm sorry
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
また悪い虫が騒ぎだしたと我ながら呆れてる
割に合わないことだとははなから分かってるんだけど
従ってここは正念場さ
ヤツらには必ず一泡ふかせてやるぜ
見栄や情けにせかされ邪魔され すなわちろくでなし
笑って済まされる内ならまだ救いもあるんだけど
従っていつも土壇場さ
あのしたり顔の太陽が沈まない内に
先を急ぐよソーリー 勝手な僕を許して
涙こらえてハニー 何度も甘えてばかりで
言い忘れたよメイビー 君のお陰で 僕でいられる
何の根拠も確信もないまま飛び出してしまうから
なんでここまでやって来れたのかが不思議なくらいだ
従って今が瀬戸際さ
ヤツらには必ず一矢報いてやるぜ
大人げなくてソーリー ちっとも進歩しなくて
少し待っててハニー まだ時間がかかりそう
言い忘れたよベイビー 何処まで行ったって 君を見ている
先を急ぐよソーリー 勝手な僕を許して
涙こらえてハニー 何度も甘えてばかりで
言い忘れたよメイビー 君のお陰で 僕でいられる
大人げなくてソーリー ちっとも進歩しなくて
少し待っててハニー まだ時間がかかりそう
言い忘れたよベイビー 何処まで行ったって 君が見ている
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